スポーツジムに通う前に利用時の基本的なマナーを確認しておこう!
スポーツジムはマナーを守って利用することで快適に運動できます。しかし、基本のマナーやNG行動を事前に知っておかないと、知らず知らずのうちにマナー違反をして周囲の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。そこで本記事では、スポーツジムの基本的なマナーやNG行動について解説します。
スポーツジム利用時の基本的なマナー
時代の変化とともに利便性が向上した現代では、運動不足に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。たとえば、平日は車通勤でデスクワークをしている、休日はフードデリバリーを利用して1歩も自宅から出ないという生活をしている方も少なくないでしょう。
しかし、運動不足は体重増加や生活習慣病、筋力低下による身体機能の低下など多くの健康被害を及ぼします。そのため、運動不足を感じていて一人で運動することがむずかしい場合は、スポーツジムへ入会して運動習慣を身につけることをおすすめします。
しかし、スポーツジムは個人で利用する場所ではないため、周囲の人に不快感を与えないようマナーを守りながら利用する必要があります。そこで、スポーツジムの利用が初めての方は、スポーツジムでの基本的なマナーについて確認しておくようにしましょう。
そもそもスポーツジムは、多くの会員が利用する場所であるということを念頭に置いて利用することが大切です。たとえば、使用したマシンや器具は元の状態に戻す、汗が付着している場合は必ず拭くなどが挙げられます。つまり、器具やマシンは共有のものであることを理解し、大切かつ清潔に扱うことが基本的なマナーなのです。
また、スポーツジムにあるマシンの台数は限られています。一人で長時間占領してしまうと周囲の人が利用できなくなってしまいます。そこで、マシンや器具を利用する際は、20分を目安に利用することがマナーです。
スポーツジム利用時についついやってしまいがちなNG行為
基本的なマナーを守って利用していても、NG行動をしてしまうと周囲の人からの印象が悪くなってしまいます。たとえば、トレーニングのインターバルで携帯電話を触る行為はNG行為にあたります。数分間だけ携帯電話をみるだけなら問題ないのではないかと考えがちですが、数分間でもマシンを利用したい方がいるものです。
とくにマシンの台数は限られており、一人で占領する時間が長くなってしまうと周囲の人のトレーニングの邪魔になってしまうでしょう。急な連絡などでどうしても携帯電話をチェックしなければならないという場合は、いったんマシンから離れて迷惑にならない場所でチェックすることが大切です。
また、器具を何個も同時に持ち出すのもNG行為にあたります。たとえば、トレーニングの内容によっては複数の器具を同時に使用する場合があります。しかし、混雑している場合に複数の器具を一人で利用してしまうと、他の人が使用できなくなってしまうのです。利用者が少ない場合は問題ありませんが、混雑時などは状況を判断してトレーニング内容を検討するのがよいでしょう。
スポーツジム利用時に迷惑行為を行っている会員を見かけたら?
自分自身がマナーを守ってスポーツジムを利用していても、他の利用者がマナーを守れていないケースも少なくありません。たとえば、使用したいマシンを長時間占領されている、使用後のマシンに汗がついているということを見つけてしまうと不快に感じてしまうでしょう。自分がマナーを守っている分、他の人のマナー違反を見つけてしまうと注意したくなる方も多いのではないでしょうか。
しかし、マナー違反を見つけても、直接相手に注意することはおすすめできません。想像以上に口論になってスポーツジム全体の雰囲気を悪くしてしまったり、いい方が悪く注意した相手を傷つけてしまったりする可能性があるからです。そこで、マナー違反をしている会員を見つけた場合は、スポーツジムのスタッフから注意してもらうとよいでしょう。
また、周囲の人のマナー違反が気になって集中できない場合は、自宅でトレーニングするのも手段の一つです。自宅にトレーニング器具を揃えてしまえば、周囲の人を気にすることなくトレーニングに集中できます。マシンを利用する時間を気にする必要がなく、動画を流しながらトレーニングをしても注意されることがありません。
さらに、マシンを揃える際には費用が掛かりますが、長期的にジムに通い続けることを考えるとお得になる場合があります。どのような環境でトレーニングをしたいかを考え、自分自身に合う場所でのトレーニングを検討するとようでしょう。
スポーツジムは個人で利用する場所ではないため、周囲の人のことを考えて行動する必要があります。たとえば、マシンや器具を長時間占領しない、使用後は元の状態に戻して汗を拭いておくなどは基本的なマナーといえるでしょう。
また、トレーニングのインターバル中に携帯電話を触ったり、器具を一人で複数持ち出したりするのはNG行為になる場合があります。つまり、スポーツジムは利用者全員が気持ちよく利用できるよう、マナーを守りながら利用することが重要なのです。